対バンのセット図はいつまでに提出?送るもの一覧・メール文例・当日マナー
対バンライブが決まったら避けて通れないのがセット図の提出。この記事では、いつまでに・誰に・何を送るかを最初に整理し、そのまま使える提出メールの文例、対バンならではの持込/会場機材の書き分け、転換を速くする当日のマナーまで解説します。結論だけ先に言うと、会場から期限指定があればその日まで、指定が無ければ1週間前までが目安です。
対バンライブでセット図が特に大事な理由
対バン(対バンライブ)とは、1つのライブに複数の演者が出演し、順番にステージに立つ形式のこと。ブッキングライブやイベントの多くがこの形式です。
対バンでは、バンドが入れ替わるたびに転換(機材の入れ替え、目安10〜15分)があります。PAは全出演者のセット図を見て、転換の段取り・マイクや回線の使い回しを事前に組んでいます。つまりあなたのセット図が遅い・無いと、転換とリハが押し、対バン全員とお客さんに影響します。ワンマン以上に、対バンこそセット図が大事なのです。
提出するもの一覧(セット図だけじゃない)
会場によって呼び方も範囲も違いますが、事前提出を求められるのはだいたい次の4点です。
| 提出物 | 必須度 | 内容 |
|---|---|---|
| セット図(配置図) | ほぼ必須 | 立ち位置・機材・マイク・返しの配置図。本記事の主役 |
| セットリスト(曲順表) | 会場により必須 | 曲順・MCの位置・SEの有無。照明さんが使う |
| インプットリスト(回線表) | 任意(喜ばれる) | どのChに何の音を入れるかの一覧。書き方はこちら |
| 音源・その他 | 会場による | 入場SE・転換中BGM・照明の要望など |
いつまでに提出する?(期限の目安)
「セット図って、いつまでに送ればいいの?」——目安はこの表のとおりです。
| 状況 | 提出タイミング |
|---|---|
| 会場から期限指定あり | 指定日までに必ず(「公演5日前まで」等の指定が実際に多い) |
| 指定なし | ライブ1週間前までが目安。出演決定後、早いほど喜ばれる |
| ぎりぎりの場合 | 遅くとも前日まで。PAが準備する時間を残す |
| 間に合わなかった | 当日、会場入りしてすぐ紙で手渡し+ひとことお詫び(最終手段) |
誰に・どうやって送る?(メール文例つき)
送り先はブッキング担当(出演のやりとりをしている人)が基本。メール添付のほか、LINEや提出フォーム指定の会場もあります。ファイルはPDFか画像(スマホでもつぶれず読めるもの)にし、ファイル名に日付とバンド名を入れましょう(会場は対バン全組のセット図を受け取るため、「セット図.pdf」だと迷子になります)。
件名:【セット図提出】7/20(土)「イベント名」バンド名
○○(ライブハウス名)ご担当者様
お世話になっております。7/20(土)に出演します「△△△」の□□(担当者名)です。
当日のセット図とセットリストを添付にてお送りします。ご確認をお願いいたします。
・編成:Vo/Gt/Ba/Dr の4人です
・持込機材:ベースアンプヘッド(セット図の備考に記載しています)
ご不明点がありましたら、本メールまたは電話(090-xxxx-xxxx)までご連絡ください。
当日はよろしくお願いいたします。
△△△ □□
ポイントは3つ。①件名に日付とバンド名(担当者が探しやすい)、②編成と持込機材をひとこと添える(開かなくても概要が分かる)、③連絡先を書く(確認の電話がすぐつながる)。
対バンならではの書き方:持込/会場(共有機材)の区別
対バンでは、ドラムセットやアンプは会場のものを全バンドで共有するのが基本です(転換を速くするため)。だからこそセット図では、機材ごとに「持込」か「会場(レンタル)」かを明記することが重要になります。
- ドラム:本体は会場のものを使うのが基本。キックペダル・スネア・シンバルだけ持参する人が多いので、その旨を備考に
- アンプ:会場設置のもの(JC-120等)を使うなら「会場」、ヘッドやコンボを持ち込むなら「持込」と機種名を
- エフェクター・シンセ等:持込が前提の機材も、電源やDIが必要なら書いておく
- 更新日と連絡先:セット図に「Last Update」の日付と代表者連絡先を入れると、差し替え時に混乱しません
当日のマナー・チェックリスト
提出が済んだら、あとは当日。対バンは「時間をみんなで分け合う」形式なので、1組が押すと全組が押します。次のチェックリストを意識するだけで、確実に「また呼びたいバンド」になれます。
- ✅ 入り時間・リハ時間を守る——対バンの時間割は連鎖する。遅刻は全員に波及
- ✅ リハはセット図どおりに——変えた点があれば、リハ前にPAへ口頭でひとこと
- ✅ 転換は自分たちも動く——機材の出し入れは演者も手を動かすのが基本。目安10〜15分
- ✅ 共有機材はセッティングを戻す——ドラムの高さやアンプのツマミを大きく変えたら、ひとこと添える
- ✅ 変更は分かった時点ですぐ連絡——編成・持込機材が変わったら、当日ではなく事前に
- ✅ 他の出演者のステージも観る——対バンは横のつながり。次のブッキングにも繋がります
よくあるNG・失敗例
- ❌ 提出せず当日口頭で説明:転換とリハが押し、対バン全員に迷惑。前日までには必ず
- ❌ 手書きを写真で送って文字がつぶれる:読めないセット図は無いのと同じ。PDFかツールで
- ❌ ファイル名が「セット図.pdf」:会場は全組分を受け取る。日付+バンド名を必ず
- ❌ 持込か会場か書いていない:対バンでいちばん困るポイント。機材ごとに明記
- ❌ 直前の変更を伝えない:当日「サポートでキーボードが増えました」は回線が足りなくなる典型例
対バンのセット図を最速で作る
対バンは本数が増えるほど「会場ごとに作って送る」作業が積み重なります。セット図くんなら、一度作ったセット図を複数保存して会場ごとに複製・微修正でき、PDFでも共有リンク(URLを送るだけ)でも提出できます。回線表も同じ画面で作れて、登録不要・完全無料。