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コラム

ライブフライヤーの作り方|載せる情報・デザイン・印刷・配り方まで完全ガイド

公開:2026年07月31日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブが決まったら、次はお客さんを呼ぶ番。SNS告知が主流の今でも、紙のフライヤーはライブハウス文化の中で現役の集客ツールです。手渡しの一言と一緒に渡せて、家に持ち帰って残る——デジタルにはない強さがあります。この記事では、載せるべき情報・レイアウト・無料ツール・印刷・配り方まで、フライヤー作りの全工程を、ライブハウス独特の表記ルール(OPEN/START・前売/当日・+1drink)も含めて解説します。

フライヤーができたら、次は当日の準備
告知が丁寧なバンドは、提出物も丁寧。ライブハウス提出用のセット図・回線表はセット図くんなら数分で完成します。スマホだけでOK、登録不要・完全無料です。
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結論:SNS時代でも紙のフライヤーが効く3つの理由

ライブフライヤーとは、ライブの日時・会場・出演者などをまとめた告知用のチラシのこと。サイズはA6〜A5が主流で、ライブハウスの入口や物販まわりに置かれたり、終演後に手渡しされたりします。SNSで告知できる今、わざわざ紙を刷る意味は3つあります。

理由意味
「今日見たお客さん」に直接届く対バンのライブに来たお客さんは、すでにライブハウスに足を運ぶ習慣がある人。SNSの誰かより、目の前のその人が次の動員候補です
手渡しの一言とセットになる「今日ありがとうございました、来月ここでやります」——会話のきっかけを作る名刺として機能する
物として残るSNS投稿は流れて消えますが、紙は財布や部屋に残り、思い出したタイミングで予約につながる
💡 紙かデジタルか、ではなく両方:同じデザインをSNS用(正方形・縦長)にも書き出して使い回すのが今の定番。作り方は後半の配布方法で解説します。

載せるべき情報チェックリスト——ライブハウス独特の表記ルールも

フライヤーで一番多い失敗は、デザイン以前に情報の載せ忘れです。まず必須と推奨を分けて押さえましょう。

区分項目書き方のポイント
必須イベント名/バンド名一番大きく。企画名がある場合は「〇〇 presents」も
日付・曜日年まで入れる(年をまたぐ告知で事故防止)。曜日は必ず
OPEN/STARTライブハウスは開場(OPEN)と開演(START)を分けて書くのがルール。例:OPEN 18:30 / START 19:00
会場名正式名称で。同名会場が複数ある都市は「下北沢〇〇」のように地名付きで
チケット代前売(ADV)と当日(DOOR)を分ける。ドリンク代が別なら「+1drink(別途600円)」と明記(ドリンク代とは
予約方法予約フォームのQRコード、またはDM・メールの宛先。「どうやったらチケットを買えるか」が無いフライヤーは集客につながりません
推奨出演者(対バン)全出演者を載せると対バンのファンにも刺さる。並び順は主催者に確認(トリや主催を先頭にする慣行がある)
SNS・サイトのQR予約QRとは別に、プロフィールに飛ぶQRを1つ。QRは2cm角以上(小さいと読めない)
アーティスト写真/ロゴ「誰のライブか」が0.5秒で伝わるメインビジュアル
ひとこと紹介文「轟音3ピース」「歌モノ弾き語り」など、初見の人向けの音楽性の説明
⚠️ 告知解禁日に注意:対バンイベントの出演情報は、主催者の告知解禁より先に出すのはマナー違反。フライヤーの配布開始も解禁日に合わせましょう。
告知の次は、当日の提出物
出演が決まったら、会場にはセット図・回線表の提出も必要。セット図くんなら編成テンプレートから数分で完成します。
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レイアウトの基本形——視線は「上→中→下」に流れる

チラシを受け取った人の視線は、おおむね上から下へ流れます。この流れに沿った配置が定番のレイアウトです。

  1. 上部=イベント名・バンド名:一番伝えたい情報を最も大きく。フライヤーの「顔」
  2. 中央=メインビジュアル:アーティスト写真・イラスト・ロゴを大きく。世界観はここで伝える
  3. 下部=詳細情報:日時・会場・料金・出演者を左側に、QRコード・SNSを右側に。この段は「読みやすさ最優先」の書体で

コツは情報に優先順位をつけて、大きさで差をつけること。全部を大きくすると、結局どれも目立ちません。「日付と会場名は遠目でも読める」「細かい注記は近づけば読める」の2段構えが目安です。

デザインのコツ——「音楽性と合っているか」がすべて

フライヤーは音を出せない広告です。だからこそ、デザインの雰囲気=音楽性の予告編になります。

💡 デザインに自信がなければ「文字だけ」も強い:中途半端な素材を使うより、タイポグラフィだけで組んだフライヤーの方が締まって見えることも多いです。良い紙(少し厚め・質感のある紙)に刷ると、文字だけでも安っぽくなりません。

無料で作れるツール比較——まずはCanvaが定番

ツール特徴向いている人
Canvaテンプレートが豊富でブラウザ・スマホアプリで完結。印刷用PDF(トンボ・塗り足し付き)も書き出せる迷ったらこれ。初めての1枚に最適
Adobe ExpressAdobe製の無料版。フォントの質が高いタイポ重視のデザインにしたい人
ibisPaint/Procreateスマホ・タブレットで手描きイラストから作れるイラストを自分で描くバンド
GIMP/Affinity本格的な画像編集。学習コストは高い写真の加工までこだわる人
⚠️ 無料素材の落とし穴:テンプレートの有料素材(Canvaならプロ素材)が混ざったまま書き出すと透かしが入ります。またフリーフォント・フリー写真には商用利用不可のものがあるので、配布物に使う前にライセンスを確認しましょう。メンバー写真は写っている全員の了解を。

印刷の実務:サイズ・紙・部数・入稿データ

データができたら印刷です。コンビニコピーでも作れますが、ネット印刷は100枚で数百円〜と激安なので、まとまった枚数なら入稿する方がきれいで安上がりです。

項目目安
サイズA6(ハガキ大)=手渡し用の定番。置きチラシや情報量が多いならA5。大きいほど目立つが持ち帰られにくい
紙厚コート紙90〜110kgが標準。薄すぎる(73kg以下)とペラペラで安く見える
部数初回は100〜200枚で十分。動員30人のライブで手渡しできるのは対バン客含め50〜100枚程度。日付入りの告知物は余っても次に使えないので刷りすぎない
価格相場ネット印刷(ラクスル・プリントパック・グラフィック等)でA6カラー100枚=数百円〜1,500円前後(納期が長いほど安い)
納期激安プランは5〜7営業日。ライブ1か月前告知から逆算して、遅くとも6週間前にはデータ完成を

入稿データの基本ルールは物販グッズと同じです:解像度350dpi(原寸)・カラーモードはCMYK(RGBのままだと色が沈む)・フチまで色を敷くなら塗り足し3mm・文字は端から3mm以上内側に。Canvaなら「PDF(印刷)」で書き出せばトンボ・塗り足しが付きます。

印刷の入稿より簡単な、当日の準備
セット図くんは、ライブハウス提出用のセット図が編成テンプレートを選んで並べるだけ。データ入稿のような難しさはありません。
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配布方法——「刷って終わり」にしない5つのルート

フライヤーは配り方が9割。刷った枚数ではなく、届いた枚数が集客になります。

ルートやり方
① ライブハウスに設置出演する(した)会場に「フライヤーを置かせてください」とお願いする。出演者の設置は歓迎されることがほとんど。他会場は事前に連絡してから
② 終演後の手渡し最強のルート。物販ブース(ライブ物販の作り方)で「次はここでやります」と一言添えて渡す。転換中のフロアで対バンのお客さんにも
③ 対バンとの相互配布仲良くなったバンドと「お互いのフライヤーを物販に置く」。打ち上げはこの約束を取り付ける場でもあります
④ スタジオ・楽器店リハで使うリハスタや楽器店には掲示板・チラシ棚があることが多い。受付に一声かけて
⑤ デジタル併用同じデザインを正方形(フィード用)と9:16(ストーリーズ用)に書き出してSNSへ。紙のQRからSNSに飛ばし、SNSの投稿で紙の情報を補完する二段構え
⚠️ 路上配布は要注意:駅前や会場前の路上でのチラシ配りは、場所によって道路使用許可や施設の許可が必要です。トラブルを避けるため、基本は「会場の中で配る・置く」から始めましょう。

よくある失敗チェックリスト

フライヤーが配れたら、あとは当日を最高のライブにするだけ。初出演の全体の流れはライブハウス初出演の完全ガイド、出演オファーの取り方はデモ音源の送り方もどうぞ。

告知も準備も、丁寧なバンドが選ばれる
フライヤーと同じくらい、会場への提出物の丁寧さはバンドの信頼になります。セット図くんはライブハウス提出用のセット図・回線表がスマホだけで数分で完成。登録不要・完全無料です。
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よくある質問(FAQ)

ライブフライヤーには何を載せればいいですか?
必須はイベント名(バンド名)・日付と曜日・OPEN/STARTの時刻・会場名・チケット代(前売/当日、ドリンク代別なら「+1drink」)・予約方法の6つです。加えて出演者一覧・SNSのQRコード・アーティスト写真・ひとこと紹介文があると集客力が上がります。
ライブフライヤーは無料で作れますか?
作れます。Canvaが定番で、テンプレートを選んで文字を入れ替えるだけでスマホでも完成し、印刷用PDF(トンボ・塗り足し付き)の書き出しにも対応しています。他にAdobe Express、手描きイラスト派にはibisPaintなども無料で使えます。
ライブフライヤーのサイズはどれがいいですか?
手渡し用はA6(ハガキ大)が定番です。持ち帰りやすく、印刷代も安く済みます。情報量が多い場合やチラシ棚への設置がメインならA5が向いています。紙はコート紙90〜110kgが標準的な厚さです。
フライヤーは何枚くらい印刷すればいいですか?
初回は100〜200枚で十分です。動員30人規模のライブで手渡しできるのは対バンのお客さんを含めて50〜100枚程度。日付入りの告知物は余っても次に使えないため、刷りすぎない方が無駄がありません。ネット印刷ならA6カラー100枚が数百円〜1,500円前後です。
作ったフライヤーはどこで配ればいいですか?
基本は「会場の中」です。出演するライブハウスへの設置依頼、終演後の物販ブースでの手渡し、対バンとの相互配布、リハスタ・楽器店のチラシ棚への設置が定番ルート。同じデザインをSNS用に書き出してオンラインでも告知しましょう。路上配布は許可が必要な場合があるため注意が必要です。