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セットリストの書き方【無料テンプレートDL・記入例つき】曲順の組み方と提出マナー

公開:2026年07月06日・更新:2026年10月02日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブが決まると必ず用意するのがセットリスト(セトリ)。この記事では、そのまま印刷して使えるA4テンプレート(スタッフ用・足元用・Excel)を無料で配布したうえで、書く項目と記入例、持ち時間→曲数の早見表、MCをどこに入れて何秒で切るか、盛り上がる曲順の組み方5ステップ、提出のマナーまで、この1本で全部わかるように解説します。

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セットリストとは?実は2種類ある

セットリスト(セトリ)とは、ライブで演奏する曲を演奏順に並べた一覧表のことです。ただし現場では、同じ「セットリスト」でも用途が2つあります。

種類読む人書くこと
スタッフ用(提出用)PA・照明曲順に加えて、SE・MCの位置・つなぎ・テンポ・照明の要望など「進行の情報」
自分たち用(足元用)メンバー曲順・キー・カポ位置・持ち替えなど「演奏の情報」。大きな字で床に貼る

検索して出てくる「セトリの作り方」の多くは曲順の話ですが、ライブハウスに提出するのはスタッフ用。まずこちらの書き方から解説します。

📘 ちなみに、立ち位置や機材の配置を描いた図はセット図(ステージプロット)と呼ばれ、セットリストとは別物です。違いはセット図とはで解説しています。

セットリストテンプレート無料ダウンロード(スタッフ用・足元用・Excel)

この2種類を、そのまま印刷して書き込めるA4テンプレートにしました。1枚目がライブハウスに出すスタッフ用、3枚目が本番中に床へ貼る足元用。2枚目に持ち時間30分・6曲の記入例を入れてあるので、何をどこまで書けばいいか迷いません。Excel版は曲の尺を入れると合計時間とMC込みの所要が自動で出て、持ち時間に収まるかがその場で分かります。登録不要・完全無料、印刷も配布も改変も自由です。

セットリスト テンプレート(スタッフ用・A4)のプレビュー。順・曲名・尺・テンポ・キー・SE/MC/つなぎ・照明や持ち替えの備考を書く14行の表と、持ち時間から曲数を逆算する早見表
📋 スタッフ用(1ページ目)
PA・照明に出す提出用。曲名のほかに尺・テンポ・キー・SE・MCの位置・つなぎ・照明の要望を書く欄つき。下に持ち時間→曲数の早見表と記号の凡例を印刷してあります。
セットリスト テンプレートの記入例。対バン30分・6曲+入場SE+MC2回で、演奏25分40秒・SE40秒・MC2分30秒・曲間1分の合計29分50秒に収めた例
✏️ 記入例(2ページ目)
対バン30分・6曲+入場SE+MC2回の例。演奏25:40+SE0:40+MC2:30+曲間1:00=29:50と、持ち時間30分にどう収めたかまで書いてあります。
足元用セットリストのテンプレート。曲名を大きな字で書く8行とMCの位置を示す行があり、キーとカポ、持ち替えのメモ欄つき
🦶 足元用(3ページ目)
本番中にメンバーが見る1枚。曲名は大きな字、MCの位置は赤い行で、キー/カポと持ち替えのメモだけが書けます。ステージの暗さと逆光でも読める字の大きさにしてあります。

使う順番は3ステップです。① Excel版かPDFの1枚目に曲名と尺を入れて、持ち時間に収まるところまで曲数を削る → ② MCを入れる位置と秒数を決める(決め方は後述) → ③ 確定したら1枚目をPDFか画像で提出し、3枚目の足元用を人数分プリントして各自が書き足す。スタッフ用と足元用を分けるだけで、本番の事故はかなり減ります。

📘 このテンプレートに書くのは「時間の流れ」だけです。立ち位置や機材の配置はセット図(ステージプロット)に描いて、セットリストと一緒に提出します。セット図と回線表はセット図くんなら記号を並べるだけで1分です。

スタッフ用セットリストに書く項目

PA・照明が知りたいのは「曲名」ではなく「本番がどう進行するか」です。次の項目を入れると、一発で伝わるセットリストになります。

項目書くこと
基本情報バンド名・日付・出番・持ち時間
曲順・曲名演奏順に。カバー曲は元のアーティスト名も必ず(理由は後述)
SE入場SE・転換中BGMの有無と、流すタイミング・音源の渡し方
MC入れる位置とおおよその長さ(例:2曲目のあと・2分)
つなぎ曲間を空けずに続ける箇所(メドレー・SEつなぎ)はその旨を
テンポBPMが分かればBPM、分からなければ「速い/ミドル/バラード」で十分
持ち替え・移動ギター持ち替え、コーラスに入る曲、立ち位置が変わる演出など
照明の要望あれば簡潔に(例:バラードは暗めに)。書きすぎは逆に伝わらない
⚠️ カバー曲にアーティスト名が必要な理由:ライブハウスは演奏された曲をJASRAC等へ著作権報告しています。カバーは「曲名+アーティスト名」、オリジナルは「オリジナル」と分かるように書くのがマナーです。

記入例(持ち時間30分・6曲)

4人バンド・持ち時間30分を例に、スタッフ用セットリストを1枚書いてみます。これを真似れば形になります。

順曲名テンポ備考
SE入場SE(音源データ提出済)—暗転のまま1曲目へ
1スターダスト速い(BPM180)SEから間空けずスタート
2ランナウェイ速い1→2はつなぎ(曲間なし)
MC(約2分)—メンバー紹介
3夜の手紙バラード照明暗めに/Gt→アコギ持ち替え
4ハルカゼ(○○○のカバー)ミドルBa がコーラス
MC(約1分)—物販・次回ライブ告知
5ファンファーレ速い—
6グッドバイ(ラスト)速い(BPM190)アウトロでメンバー紹介→はけ
💡 上部に「バンド名/7月20日(土)/出番3番目/持ち時間30分(転換込みか別かも書くと親切)」をまとめておきましょう。

持ち時間→曲数の早見表(20・25・30・40・60分/MCの有無つき)

セトリ作りの最初の一歩は、持ち時間から曲数を決めること。1曲を平均4分、MCを1回1〜1分30秒、曲間のすき間とチューニングを1曲あたり10秒として逆算すると、目安はこうなります。

持ち時間MCなしMC1〜2回あり
20分5曲4〜5曲(MC計1分)
25分6曲5〜6曲(MC計2分)
30分7曲6〜7曲(MC計2〜3分)
40分9〜10曲8〜9曲(MC計3〜4分)
60分14〜15曲12〜14曲(MC計6〜8分)

計算式にすると「曲数 =(持ち時間 − MCの合計 − 10秒×曲数)÷ 1曲の平均4分」。持ち時間20分なら演奏にあてられるのは16〜17分、30分なら25〜26分、40分なら34〜35分です。この「演奏にあてられる時間」のほうを先に出すと、曲数は自動的に決まります。

⚠️ 早見表どおりぴったりで組むと、本番はまず押します。チューニング・持ち替え・曲間のすき間は積み重なると数分になり、MCも本番では必ず伸びます。1曲分の余裕を持たせて、押したときに削る曲をあらかじめ決めておくのが安全です。上のテンプレートのExcel版は、曲の尺を入れるとMC込みの所要と持ち時間との差(残り◯分◯秒/超過◯分◯秒)が自動で出るので、削る曲を決めるのがかんたんです。
曲数が決まったら、セット図は1分で
持ち時間と編成が決まればステージの配置も決まります。セット図くんならひな形を選んで名前を変えるだけ。
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MCはどこに入れる?位置と秒数の決め方

セットリストでいちばん時間が読めないのがMCです。位置と秒数を先に決めてセットリストに書いておくと、照明も自分たちも迷いません。

位置:2曲目のあとと、終盤の2回が基本

秒数:文字数 ÷ 270 × 60秒で見積もる

ライブMCは息継ぎ・間・客席の反応待ちが入るため、1分あたり約270字で見積もると本番でほぼ合います(原稿を読むだけの影アナは1分300字なので、それより少し遅いペースです)。

話す内容文字数の目安秒数
名乗り・挨拶約270字約60秒
曲紹介約135字約30秒
対バンへ一言約90字約20秒
感謝と告知約400字約90秒
最終曲へ振る約70字約15秒

目安として、MCの合計は持ち時間の1割まで。30分なら3分、20分なら2分です。配布しているExcel版はMCの行に文字数を入れるだけで秒数が自動で出るので、合計を見ながら調整できます。

📘 「どこで話すか」はこの記事、「何を話すか」は別記事です。名乗り・曲紹介・告知のそのまま使える文例はライブMCの例文と台本テンプレートにまとめてあります。台本の各文には字数と秒数を印刷してあるので、このページの早見表とそのまま突き合わせられます。

盛り上がる曲順(セトリ)の組み方 5ステップ

曲数が決まったら、いよいよ曲順です。プロのライブにも共通する組み方の型があります。

① 1曲目=「つかみ」を決める

お客さんの第一印象は1曲目で決まります。代表曲か、いちばん勢いのある曲を最初に。対バンなら初見のお客さんが多いので、なおさら重要です。

② ラスト=いちばん盛り上がる曲を決める

最後の印象がそのままライブの印象になります。会場全体で盛り上がれる曲・いちばん自信のある曲を最後に置き、1曲目とラストを先に固定してから間を埋めるのがコツです。

③ 中盤に「山」と「谷」を作る

速い曲だけを並べると、お客さんも自分たちも息切れします。中盤にバラードや聴かせる曲(谷)を置き、その前後に盛り上がる曲(山)を配置すると、ラストがより際立ちます。

④ テンポ・キーが似た曲を続けない

同じBPM・同じキー・同じ曲調が続くと、別の曲でも同じ曲に聞こえてしまいます。あわせてボーカルの負担が大きい曲の連続や、持ち替え・チューニングが忙しい並びも避けると、演奏の質が安定します。

⑤ 通しで演奏して時間を計る

最後は本番想定の通し練習。MC込みで時間を計り、持ち時間に収まるか・流れに違和感がないかを確認して微調整します。ここで計った時間がスタッフ用セットリストの精度になります。

いつ・誰に・何枚?提出のマナー

セットリストとセット図の違い(両方必要です)

提出書類でよく混同されるのがこの2つです。

セットリストセット図
中身曲順・MC・SEなど「時間の流れ」立ち位置・機材・マイクなど「ステージの配置」
主に使う人照明・PAPA・ステージスタッフ
形式一覧表(テキストでも可)ステージを真上から見た図

つまりセットリストだけでは、あなたがどこに立って何を鳴らすかは伝わりません。ライブハウス提出では、セットリストとあわせてセット図(+あれば回線表)を出すのが基本セットです。

セトリができたら、セット図は1分で
セット図くんなら編成のひな形を選んで名前を変えるだけ。PDF・共有リンクでセトリと一緒に提出できます。
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足元に貼る用セトリの工夫

本番中に見るメンバー用のセットリストは、スタッフ用と分けて作ると本番が安定します。

上で配布しているテンプレートの3枚目がそのまま足元用です。自分で作る場合も、次の4つを押さえれば同じものになります。

よくあるNG・失敗例

セットリストと一緒に、セット図も最速で

セットリストはテキストでも作れますが、セット図はそうはいきません。セット図くんなら、編成のひな形を選んで記号を並べるだけでセット図が完成し、回線表(インプットリスト)も同じ画面で作って1枚のPDF・共有リンクにできます。登録不要・完全無料。提出物一式が最短でそろいます。

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よくある質問(FAQ)

セットリストのテンプレートは無料でダウンロードできますか?
このページでA4のセットリストテンプレートを無料配布しています。PDF(3ページ=スタッフ用・記入例・足元用)、PNG、Excelの3形式で、登録不要・印刷も改変も自由です。Excel版は曲の尺を入れると合計時間とMC込みの所要、持ち時間との差が自動計算されます。
セットリストのテンプレートはExcelとPDFのどちらがいいですか?
曲数や曲順をまだ調整している段階はExcelが便利です(持ち時間に収まるかが自動で出ます)。曲順が確定して提出する段階、そして当日ステージに持ち込む段階はPDFを印刷してください。足元用は必ず紙です。
スタッフ用と足元用は分けないとだめですか?
分けたほうが安全です。スタッフ用はSE・MC・テンポなど情報量が多く、本番中に足元から読むには字が小さすぎます。配布テンプレートは1枚目がスタッフ用、3枚目が足元用になっているので、同じ曲順のまま両方を印刷できます。
MCは何分くらい取ればいいですか?
合計で持ち時間の1割までが目安です(30分なら3分、20分なら2分)。1回あたりは名乗りで約60秒、感謝と告知で約90秒。文字数から見積もるなら「文字数÷270×60秒」で、本番のペースにほぼ合います。
セットリストは何枚必要ですか?
データで事前提出すれば会場側で共有されることが多いですが、当日は紙でPA用・照明用・袖用+メンバー分があると安心です。モニター卓が独立している会場では1枚多めに用意しましょう。
BPMは必ず書くべきですか?
必須ではありませんが、書くと照明が展開を合わせやすくなります。分からなければ「速い/ミドル/バラード」といった表現で十分です。BPM記入を求めるライブハウスもあるので、案内があればそれに従ってください。
セットリストは手書きでもいいですか?
読めれば手書きでも問題ありません。ただし写真で送ると文字がつぶれることがあるため、提出用はテキストやPDFが確実です。足元に貼る自分用は手書きの大きな字がむしろ見やすいです。
セットリストとセット図は同じものですか?
別物です。セットリストは曲順やMCなど「時間の流れ」の一覧表、セット図は立ち位置や機材など「ステージの配置」を描いた図です。ライブハウス提出では両方そろえるのが基本です。