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セットリストの書き方・作り方【記入例つき】曲順の組み方・提出マナーまで

公開:2026年07月06日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブが決まると必ず用意するのがセットリスト(セトリ)。この記事では、スタッフ用セットリストに書く項目と記入例、持ち時間から逆算する曲数の目安、盛り上がる曲順の組み方5ステップ、提出のマナー、足元に貼る用の工夫まで、この1本で全部わかるように解説します。

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セットリストとは?実は2種類ある

セットリスト(セトリ)とは、ライブで演奏する曲を演奏順に並べた一覧表のことです。ただし現場では、同じ「セットリスト」でも用途が2つあります。

種類読む人書くこと
スタッフ用(提出用)PA・照明曲順に加えて、SE・MCの位置・つなぎ・テンポ・照明の要望など「進行の情報」
自分たち用(足元用)メンバー曲順・キー・カポ位置・持ち替えなど「演奏の情報」。大きな字で床に貼る

検索して出てくる「セトリの作り方」の多くは曲順の話ですが、ライブハウスに提出するのはスタッフ用。まずこちらの書き方から解説します。

📘 ちなみに、立ち位置や機材の配置を描いた図はセット図(ステージプロット)と呼ばれ、セットリストとは別物です。違いはセット図とはで解説しています。

スタッフ用セットリストに書く項目

PA・照明が知りたいのは「曲名」ではなく「本番がどう進行するか」です。次の項目を入れると、一発で伝わるセットリストになります。

項目書くこと
基本情報バンド名・日付・出番・持ち時間
曲順・曲名演奏順に。カバー曲は元のアーティスト名も必ず(理由は後述)
SE入場SE・転換中BGMの有無と、流すタイミング・音源の渡し方
MC入れる位置とおおよその長さ(例:2曲目のあと・2分)
つなぎ曲間を空けずに続ける箇所(メドレー・SEつなぎ)はその旨を
テンポBPMが分かればBPM、分からなければ「速い/ミドル/バラード」で十分
持ち替え・移動ギター持ち替え、コーラスに入る曲、立ち位置が変わる演出など
照明の要望あれば簡潔に(例:バラードは暗めに)。書きすぎは逆に伝わらない
⚠️ カバー曲にアーティスト名が必要な理由:ライブハウスは演奏された曲をJASRAC等へ著作権報告しています。カバーは「曲名+アーティスト名」、オリジナルは「オリジナル」と分かるように書くのがマナーです。

記入例(持ち時間30分・6曲)

4人バンド・持ち時間30分を例に、スタッフ用セットリストを1枚書いてみます。これを真似れば形になります。

曲名テンポ備考
SE入場SE(音源データ提出済)暗転のまま1曲目へ
1スターダスト速い(BPM180)SEから間空けずスタート
2ランナウェイ速い1→2はつなぎ(曲間なし)
MC(約2分)メンバー紹介
3夜の手紙バラード照明暗めに/Gt→アコギ持ち替え
4ハルカゼ(○○○のカバー)ミドルBa がコーラス
MC(約1分)物販・次回ライブ告知
5ファンファーレ速い
6グッドバイ(ラスト)速い(BPM190)アウトロでメンバー紹介→はけ
💡 上部に「バンド名/7月20日(土)/出番3番目/持ち時間30分(転換込みか別かも書くと親切)」をまとめておきましょう。

持ち時間から曲数を逆算する

セトリ作りの最初の一歩は、持ち時間から曲数を決めること。1曲を平均4分、MCを1回1〜3分として逆算すると、目安はこうなります。

持ち時間曲数の目安MC
20分4〜5曲短め1回
30分6〜7曲1〜2回(計2〜3分)
45分9〜10曲2〜3回
60分〜(ワンマン等)12〜14曲3〜4回+アンコール準備

注意したいのは、チューニング・持ち替え・曲間のすき間も積み重なると数分になること。ぴったりで組むと本番はまず押します。1曲分の余裕を持たせて、押したら削れる曲を決めておくのが安全です。

盛り上がる曲順(セトリ)の組み方 5ステップ

曲数が決まったら、いよいよ曲順です。プロのライブにも共通する組み方の型があります。

① 1曲目=「つかみ」を決める

お客さんの第一印象は1曲目で決まります。代表曲か、いちばん勢いのある曲を最初に。対バンなら初見のお客さんが多いので、なおさら重要です。

② ラスト=いちばん盛り上がる曲を決める

最後の印象がそのままライブの印象になります。会場全体で盛り上がれる曲・いちばん自信のある曲を最後に置き、1曲目とラストを先に固定してから間を埋めるのがコツです。

③ 中盤に「山」と「谷」を作る

速い曲だけを並べると、お客さんも自分たちも息切れします。中盤にバラードや聴かせる曲(谷)を置き、その前後に盛り上がる曲(山)を配置すると、ラストがより際立ちます。

④ テンポ・キーが似た曲を続けない

同じBPM・同じキー・同じ曲調が続くと、別の曲でも同じ曲に聞こえてしまいます。あわせてボーカルの負担が大きい曲の連続や、持ち替え・チューニングが忙しい並びも避けると、演奏の質が安定します。

⑤ 通しで演奏して時間を計る

最後は本番想定の通し練習。MC込みで時間を計り、持ち時間に収まるか・流れに違和感がないかを確認して微調整します。ここで計った時間がスタッフ用セットリストの精度になります。

いつ・誰に・何枚?提出のマナー

セットリストとセット図の違い(両方必要です)

提出書類でよく混同されるのがこの2つです。

セットリストセット図
中身曲順・MC・SEなど「時間の流れ」立ち位置・機材・マイクなど「ステージの配置」
主に使う人照明・PAPA・ステージスタッフ
形式一覧表(テキストでも可)ステージを真上から見た図

つまりセットリストだけでは、あなたがどこに立って何を鳴らすかは伝わりません。ライブハウス提出では、セットリストとあわせてセット図(+あれば回線表)を出すのが基本セットです。

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足元に貼る用セトリの工夫

本番中に見るメンバー用のセットリストは、スタッフ用と分けて作ると本番が安定します。

よくあるNG・失敗例

セットリストと一緒に、セット図も最速で

セットリストはテキストでも作れますが、セット図はそうはいきませんセット図くんなら、編成のひな形を選んで記号を並べるだけでセット図が完成し、回線表(インプットリスト)も同じ画面で作って1枚のPDF・共有リンクにできます。登録不要・完全無料。提出物一式が最短でそろいます。

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よくある質問(FAQ)

セットリストは何枚必要ですか?
データで事前提出すれば会場側で共有されることが多いですが、当日は紙でPA用・照明用・袖用+メンバー分があると安心です。モニター卓が独立している会場では1枚多めに用意しましょう。
BPMは必ず書くべきですか?
必須ではありませんが、書くと照明が展開を合わせやすくなります。分からなければ「速い/ミドル/バラード」といった表現で十分です。BPM記入を求めるライブハウスもあるので、案内があればそれに従ってください。
セットリストは手書きでもいいですか?
読めれば手書きでも問題ありません。ただし写真で送ると文字がつぶれることがあるため、提出用はテキストやPDFが確実です。足元に貼る自分用は手書きの大きな字がむしろ見やすいです。
セットリストとセット図は同じものですか?
別物です。セットリストは曲順やMCなど「時間の流れ」の一覧表、セット図は立ち位置や機材など「ステージの配置」を描いた図です。ライブハウス提出では両方そろえるのが基本です。