ライブの整理番号|いつわかる・何分前・良番は何番まで|意味と入場の流れ
チケットに書かれた「整理番号 A150」の文字。結論から言うと、整理番号とは、スタンディング公演で「入場する順番」を示す番号です。番号が若い(小さい)ほど早く入場でき、フロアの好きな位置を選べます。この記事では、番号はいつわかるのか・何分前に行けばいいのか・自分は開場から何分後に呼ばれるのか(逆算式と早見表)・遅れたらどうなるのか・良番は何番までかを先に片づけてから、意味と読み方・番号の決まり方・位置取り・出演者側の取り置き実務まで解説します。
- 結論:整理番号とは「入場する順番」を示す番号。関連語の早見表
- チケットのどこに書いてある?「A150」の読み方
- 整理番号はいつわかる?——購入経路別の確認タイミング
- 整理番号はどう決まる?——入手ルート別の傾向
- 当日の流れ——集合から入場まで
- 何分前に行けばいい?——番号帯別の到着時間の目安
- 自分は開場から何分後に呼ばれる?——整理番号から入場時刻を逆算する
- 遅れたらどうなる?——会場別ルールの3パターン
- 良番とは?何番までが「良番」か——キャパ別の目安
- 位置取りの定番スポット——番号が遅くても「いい場所」は残っている
- 推しの正面に行きたい——バンドの標準配置から立ち位置を読む
- 遅刻・はぐれた・呼ばれない——よくある場面の対処法
- 電子チケットの整理番号——スクショはOK?当日の端末対策
- 出演者・主催者側の整理番号——取り置きの番号はどうなる?
- あわせて覚えたい関連用語
- まとめ:整理番号は「入る順番」。番号より知識で勝てる
- よくある質問(FAQ)
結論:整理番号とは「入場する順番」を示す番号。関連語の早見表
整理番号とは、スタンディング(自由席)公演で、チケット1枚ごとに割り振られた「入場する順番」を示す番号のことです。開場時間になると係員が番号順に呼び出し、若い番号ほど早く入場して、フロアの好きな位置を選べます。
大事なのは、整理番号は「場所」ではなく「入る順番」だということ。番号が遅くても、入場してしまえばフロアのどこにいても自由です。まずは関連語とセットで整理しましょう。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 整理番号 | 本記事のテーマ。入場する順番を示す番号。「整番(せいばん)」と略される |
| 良番(りょうばん) | 整理番号が若い(=早く入れる)こと。1桁は「神番」とも呼ばれる |
| 連番(れんばん) | 同行者と続きの番号を持っていること。転じて「一緒に入場・参戦すること」 |
| 全席指定 | 座る席が決まっている公演。入場順で場所は変わらないので、整理番号の出番はない |
| 整理番号付き自由席 | 座席はあるが席が決まっていない公演。番号順に入場して好きな席を取る |
ライブハウスの対バンからZeppクラスのワンマンまで、スタンディング公演の入場はほぼこの整理番号方式で動いています。
チケットのどこに書いてある?「A150」の読み方
紙チケットなら券面、電子チケットならアプリの券面画面に表示されます。よくある表記と意味はこちら。
| 表記例 | 意味 |
|---|---|
| 整理番号 A150 | Aブロックの150番。アルファベットは販売種別(先行の種類)を表すことが多い(下記) |
| 整理番号 150 | 数字のみの通し番号。150番目に呼び出される |
| 整理番号なし・当日券 | 整理番号を持つ人が全員入場した後に入場 |
| 「開演後は整理番号無効」 | 開演時刻を過ぎて到着した場合、番号の効力がなくなり随時入場になるという注意書き |
アルファベットの意味:多くの興行ではチケットの販売種別(先行の種類)ごとのブロックを表し、A→B→C…の順に呼び出されます。たとえばA=ファンクラブ最速先行、B=プレイガイド先行、C=一般発売のように、早い販売段階で買った人ほど前のブロックに入る仕組みです。同じ150番でも、A150とB150では入場タイミングがまったく違うので、数字だけ見て一喜一憂しないのがコツ。
整理番号はいつわかる?——購入経路別の確認タイミング
「チケットは取れたのに番号が表示されない」。これは不具合ではなく、番号が開示されるタイミングが購入経路ごとに違うのが理由です。ざっくり言えば紙チケットは早く(手元に来た時点で)、電子チケットは遅く(公演が近づいてから)わかります。経路別に整理しました。
| 購入経路 | 番号がわかる時期 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| FC・最速先行 | 当選発表の時点では番号なし。入金後〜公演の数日前にアプリの券面で開示されるのが定番 | 「当選=番号確定」ではない。発表直後に見えなくても正常 |
| プレイガイド先行 | 分配の受け取り完了後に券面へ表示。公演直前(前日〜当日)開示の公演もある | 分配を受け取っていないと番号は出ない。同行者の受け取り忘れが「番号がわからない」の最多原因 |
| 一般発売 | 購入直後に確定している公演が多く、券面で確認できる | 先着なので購入した時刻がそのまま番号に反映される |
| コンビニ発券 | 発券したその場で券面に印字される | 「発券順に番号が付く」公演と「購入時に決まった番号を印字するだけ」の公演が混在。発券順と明記されている場合だけ発券を急ぐ |
| 郵送の紙券 | 手元に届いた時点。発送は公演の2〜3週間前が目安 | 届くまで番号は分からない。届かないときの問い合わせ期限を先に確認しておく |
| 取り置き・手売り | 原則として番号なし。当日その場で振られる公演も | 番号付きのお客さんが入場した後に呼ばれる運用が多数派(後述) |
| 当日券 | 当日、窓口で受け取った時点 | 最後尾または番号なし |
いま番号が見えない場合は、問い合わせる前にこの5つを確認すると、ほとんどが自己解決します。
- 分配されたチケットを「受け取り」まで完了しているか——受け取り前は券面そのものが無いので番号も出ません。ここが最多の原因
- 入金が完了しているか——未入金だと券面が発行されず、番号も割り当てられません
- 購入時と同じアカウントでアプリにログインしているか——家族の端末・別アカウントでは表示されません
- 案内に「表示開始日時」が書かれていないか——「公演3日前の12時から表示」のように、開示の時刻が決められている公演があります
- そもそも整理番号がある公演か——全席指定の公演に整理番号はありません。券面にあるのは座席番号です
整理番号はどう決まる?——入手ルート別の傾向
「どうすれば良番が取れるのか」は、チケットの入手ルートでほぼ決まります。
| 入手ルート | 番号の決まり方の傾向 |
|---|---|
| FC・最速先行(抽選) | 抽選なので申込の早さは関係なし。ただし当選者には最も若い番号帯(Aなど)が割り振られることが多い |
| プレイガイド先行(抽選) | 最速先行の次の番号帯になることが多い |
| 一般発売(先着) | 販売開始直後に買うほど若い番号。いわゆる「早押し」で決まる |
| 当日券 | 整理番号の最後尾、または番号なし |
| 取り置き・手売り(出演者経由) | 番号なし=整理番号を持つ人の後に入場という運用が定番(後述) |
当日の流れ——集合から入場まで
整理番号は「開場時間にそこにいる」ことで初めて効力を発揮します。当日の流れはこうです。
| タイミング | 起きること |
|---|---|
| 開場15〜30分前 | 会場前に集合。スタッフの案内で番号順の整列が始まる(番号帯のプラカードが出る会場も) |
| 開場(OPEN) | 呼び出し開始。「整理番号A1番からA30番までのお客様どうぞ」のように10〜30人単位で区切って呼ばれる |
| 呼ばれたら | チケット(電子チケットは券面画面)を提示してもぎり |
| 入場時 | ドリンク代(500〜600円)を支払ってドリンクチケットを受け取る |
| 場内へ | 位置取り。ロッカー・物販に寄るか先にフロアへ行くかはここで判断 |
この開場から開演までの時間は、現場では「客入れ」と呼ばれます。開演5分前には影アナ(諸注意のアナウンス)が入り、暗転して本編へ——という流れです。
何分前に行けばいい?——番号帯別の到着時間の目安
整列は多くの会場で開場時間の15〜30分前から始まります。大事な原則はひとつ、「自分の番号より早く並んでも意味はない」こと。呼び出しは番号順なので、必要なのは「自分の番号帯が呼ばれるときにそこにいる」ことだけです。
| 自分の状況 | 到着の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 良番(1桁〜30番程度) | 開場30〜45分前 | 整列開始と同時に並べる位置に。良番ほど遅刻の損失が大きい |
| 中盤の番号 | 開場15〜30分前 | 整列が形になり始める頃に合流すれば十分 |
| 後ろの番号・当日券 | 開場時刻の前後 | 呼び出しまで時間がある。近くのカフェで待って体力温存が正解 |
| 先行物販に寄りたい | 物販開始時刻に合わせる | 開場前物販がある公演は、入場列と物販列が別。売り切れ狙いなら物販優先 |
| 初めて行く会場 | 上記+15分 | 駅からの道・入口の場所・ロッカー探しのバッファ。ビルの地下や上階の会場は入口が分かりにくい |
- トイレとドリンクは整列前に——ライブハウスのトイレは開演前に混みます。会場に入る前に済ませておくのが定石
- 真夏・真冬は待機環境も考える——屋外整列の会場では、飲み物や防寒の準備を。粘って早く行くより、体調のほうが大事です
- 遠征なら交通の遅延バッファを——新幹線や飛行機で行く公演は、開場の2〜3時間前に現地入りしておくと安心(前乗り・遠征の実務)
自分は開場から何分後に呼ばれる?——整理番号から入場時刻を逆算する
「何分前に行くか」より一歩踏み込んで知りたいのは、自分の番号が実際に呼ばれるのは何時なのかです。これは公演ごとの秘密ではなく、割り算で出せます。会場は開場から開演までの時間内に全員を入れなければならないので、入場のペースは自動的に決まるからです。
① 入場ペース(1分あたり何人)= キャパ ÷ 開場から開演までの分数
② 自分が呼ばれるまでの分数 = 自分の整理番号 ÷ 入場ペース
キャパ300人・開場30分前の公演なら、①300÷30=10人/分。②整理番号150番なら150÷10=開場から約15分後に呼ばれる、という読み方です。
まず①の入場ペースを、会場規模別に出しておきます。「開場から開演まで」はライブハウスで30分、大箱・ホールで45〜60分が定番です。
| 会場規模 | 開場〜開演 | 入場ペースの目安 |
|---|---|---|
| 小箱(〜150人) | 30分 | 約5人/分(1人あたり12秒) |
| 標準(200〜400人) | 30分 | 約10人/分(1人あたり6秒) |
| 大箱(500〜700人) | 45分 | 約14人/分(1人あたり4秒) |
| Zepp級(1,000人〜) | 60分 | 約30人/分(1人あたり2秒) |
これを使った②の早見表が下です。キャパ300人・開場18:30/開演19:00の標準的なライブハウス公演を例にしています。
| 整理番号 | 呼ばれる目安 | 現地にいる時刻 |
|---|---|---|
| 1〜30番 | 開場と同時〜約3分後(18:30〜18:33) | 18:00(開場30分前)=整列開始から並ぶ |
| 100番 | 開場から約10分後(18:40) | 18:15(開場15分前) |
| 200番 | 開場から約20分後(18:50) | 18:30(開場時刻ちょうど) |
| 300番(最後尾) | 開場から約30分後=ほぼ開演(19:00) | 18:40でも間に合う |
| 番号なし・当日券 | 番号付きが全員入った後(開演直前) | 18:45目安。近くで体力を温存するのが正解 |
キャパが違う公演は、①のペースを入れ替えて計算してください。たとえばZeppクラスで整理番号600番なら、600÷30人/分=開場から約20分後。1,000人を超える会場でも、600番は「開場して20分後に呼ばれる」だけの話で、慌てて1時間前に行く必要はありません。
この逆算がわかると、待ち時間の使い方が変わります。「自分が呼ばれるまで20分ある」と分かれば、その20分をロッカー・トイレ・コンビニに回せます——列の最後尾でじっと待つ必要はありません。逆に良番なら、その余裕は存在しないと分かります。
主催者・出演者側の使い方——「何時までに全員入れられるか」
自主企画で自分たちが発番する側になったら、同じ式が運営の設計に使えます。動員100人・開場30分前なら、1人あたり18秒のペースで受付を回す必要がある。受付1列でチケットのもぎりとドリンク代の現金授受を同時にやると、まず間に合いません。
- ドリンク代を別レーンにする——もぎりと現金授受を分けるだけでペースは倍近くになります
- 取り置きリストは五十音順に印刷しておく——受付順のままだと1人あたりの照合時間が伸びます(初出演ガイド)
- 呼び出しは10〜30人で区切る——一度に呼びすぎると入口で滞留して、かえって遅くなります
- 動員がキャパの7割を超えたら、開場の前倒しを会場に相談する——満員に近い公演は入場だけで開演が押します
遅れたらどうなる?——会場別ルールの3パターン
呼び出しに間に合わなかったときの扱いは、到着のタイミングで3通りに分かれます。ネットで「そのまま入れる」と「飛ばされて最後尾」の両方の話が出てくるのは、どちらも本当だからです。
| 到着 | 一般的な扱い | 実質的な損失 |
|---|---|---|
| 呼ばれる前 | 番号どおりに入場 | なし |
| 呼ばれた後〜開演前 | 入口のスタッフに番号を見せればそのまま入場できる運用が多数派 | 失うのは位置の選択権だけ。入場そのものは問題なし |
| 開演後 | 「開演後は整理番号無効」と案内される公演では番号の効力が消え、随時入場(=実質最後尾) | 位置+お目当ての出番を逃すリスク |
どのパターンに当たるかは、券面と公演ページの「注意事項」に書いてあります。判断を分ける文言は次の3つです。
- 「整理番号は開演時刻をもって無効となります」——開演前に着けば番号は生きている。最も一般的で、最もゆるい運用
- 「整理番号順にご入場いただきます。時間に遅れた場合は最後尾となります」——呼び出し後の到着で最後尾へ回される可能性がある、厳しめの運用
- 「開場時間を過ぎてのご来場は随時入場となります」——開場から少し遅れただけで番号が無効。最も厳しい。良番のときは絶対に開場時刻に間に合わせる
そのうえで、よくある誤解も先に解いておきます。
- 遅刻でチケットが無効になることはありません——「整理番号が無効になる」のと「チケットが無効になる」のは別の話。入場する権利は残ります
- 開場時刻は「入場が始まる時刻」で、締め切りではありません——開場から30分後に着いてもふつうに入れます
- 自己都合の遅刻は払い戻しの対象外——番号の位置が悪くなったことも返金の理由にはなりません
- 先に入った同行者との場内合流は自由——制限があるのは入場の順番だけで、入ってからの移動は制限されません
良番とは?何番までが「良番」か——キャパ別の目安
「良番」に決まった定義はなく、会場のキャパ(収容人数)との割合で決まる相対的なものです。目安を表にしました。
| 会場規模 | キャパ | 良番の目安 | 前方を狙える目安 |
|---|---|---|---|
| 小箱ライブハウス | 〜150人 | 1桁〜20番 | 〜50番 |
| 標準的なライブハウス | 200〜400人 | 〜30番 | 〜100番 |
| 大箱ライブハウス | 500〜700人 | 〜50番 | 〜150番 |
| Zeppクラス | 1,000〜2,500人 | 〜100番 | 〜300番 |
1桁の番号は「神番」と呼ばれ、まず最前列が確定します。ただし良番の本当の価値は「最前に行ける」ことではなく、「どこでも選べる」こと。最前で浴びるか、音の良いPA前を取るか、段差で全体を見渡すか——選択権こそが良番の特権です。
良番・悪番の判断基準——「番号÷キャパ」で自分の位置を出す
キャパが分かれば、良番かどうかは割り算1回で判定できます。自分の番号 ÷ キャパ = 自分より前に入る人の割合。この割合で見ると、会場規模が違っても同じ基準で比べられます。
| 番号÷キャパ | 取れる位置 | 判定 |
|---|---|---|
| 〜5% | 最前列〜2列目を選べる | 神番。柵を狙うなら確実に確保できる |
| 〜10% | 前方ブロック | 良番。最前・PA前・好きな方を選べる |
| 10〜30% | 中央前〜中盤 | 実用的な良番。視界と音のバランスが最も良い帯で、最前より快適という声も多い |
| 30〜60% | 中盤〜後方 | 普通。段差・サイドを狙うと満足度が上がる |
| 60〜100% | 後方 | いわゆる悪番。ただし段差・PA前後の空き・サイド最前は残っていることが多い |
| 番号なし・当日券 | 最後方 | 全体を見渡す位置。長丁場ではいちばん楽な場所でもある |
ここで大事な補正が1つ。同じ「30%」でも、会場の形によって悪番の不利は大きく変わります。番号を見たら、次は会場の形を調べてください。
| 会場の形 | 遅い番号の不利 | 狙い所 |
|---|---|---|
| 段差・ひな壇あり | 小さい | 後方の段差が実質の特等席。視界が抜けて全体が見える |
| フラット・奥行きあり | 大きい | 中央は諦めてサイド最前・PA卓の脇へ。前の人の身長に左右されない位置を優先 |
| 横長の箱 | 小さい | 上手・下手の端は最前が空きやすい。推しのサイドを取りやすい |
| 縦長の箱 | 大きい | 早く入れないなら中央列に並ぶより、通路寄り・段差を確保するほうが得 |
4番・9番がない・飛んでいるのはなぜ?
日本には「4=死」「9=苦」を避ける忌み数(いみすう)の慣習があり、ホテル・マンション・病院の部屋番号では実際に4・9を欠番にする例が知られています。ただしライブの整理番号は通し番号を機械的に振るのが基本で、4番・9番もふつうに存在します。
では、手元の番号が飛んでいるように見えるのはなぜか。実務的な理由はこちらです。
- 先行枠ごとに番号の範囲が切られているため——FC先行は1〜300番、プレイガイド先行は301〜500番のように枠ごとに範囲を分け、さらに各プレイガイドへ「ぴあは1001〜1050番」のように割り当てる運用が知られています。割り当てたのに売れ残った範囲はそのまま欠番になるので、連番で買ったつもりでも番号は飛びます
- 分配の順番と番号の順番が一致しないため——同行者ぶんをまとめて分配した場合、2人で数番違いのような並びになることがあります
- そもそも整理番号がない公演のため——全席指定のコンサートに整理番号はありません。「4と9がない」ように見えるのは座席番号・列番号の話であることも
位置取りの定番スポット——番号が遅くても「いい場所」は残っている
整理番号が遅い日ほど、知識が効きます。スタンディングフロアの定番スポットはこちら。
| スポット | 特徴 |
|---|---|
| 最前・柵(さく) | ステージの目の前。良番の特権。盛り上がる曲では後ろから圧がかかることも |
| 2〜5列目の中央 | 熱量と視界のバランスが良い。前の人の身長の影響は受けやすい |
| PA卓の前 | 音のベストポジション。PAはこの位置で聞こえる音を基準にミックスを作っている |
| 後方の段差・ひな壇 | 視界が抜けて全体が見える。長丁場でも楽。小柄な人の定番 |
| 上手・下手の袖側 | 中央より空きやすく、推しの真正面を取りやすい(次項) |
| バーカウンター周辺 | ドリンク至近。ゆったり観たい派・連番の合流待ちに |
推しの正面に行きたい——バンドの標準配置から立ち位置を読む
番号が遅くても、狙うサイドを先に決めておくだけで満足度は大きく変わります。バンドの立ち位置には定番の型があるからです。
客席からステージを見て右が上手(かみて)、左が下手(しもて)(上手・下手とは)。標準的な4人編成ならギターは上手・ベースは下手・ボーカルは中央・ドラムは奥中央です。つまり、ギター推しなら右側、ベース推しなら左側に付けば正面を取りやすいのです。
- ツインギターの場合——リードギターは上手が定番(編成別の立ち位置)
- キーボードがいる場合——下手の前寄りが定番
- 開場後はステージが読める——マイクスタンドの本数や機材の位置で当日の立ち位置は推測できる。マイクが3本立っていればコーラスあり、椅子があれば弾き語りコーナーあり
こうした配置は、出演者が会場に提出する「セット図」で事前に決まっています。観る側でも配置の定番を知っておくと、フロアでの判断がぐっと速くなります。
遅刻・はぐれた・呼ばれない——よくある場面の対処法
- 呼び出しに遅れた——番号帯が呼び出し済みなら、入口のスタッフに番号を伝えてそのまま入場できるのが一般的。厳しめの運用に当たった場合の扱いは遅れたときの3パターンで確認してください
- 同行者と番号が離れている——一緒に入りたい場合は「後ろの番号に合わせて」入場します。前の番号に合わせて2人で早く入るのはルール違反
- 自分の番号が飛ばされた気がする——慌てずスタッフへ。区切りの読み上げを聞き逃しているだけのことがほとんど
- 整列前にトイレ・コンビニへ行きたい——整列開始前なら自由。整列後に抜けるときは近くのスタッフか同行者に一言
電子チケットの整理番号——スクショはOK?当日の端末対策
番号が表示される時期は購入経路別の早見表のとおり。ここでは当日、端末まわりでつまずかないためのポイントに絞ります。
- スクリーンショット提示は不可が多い——電子チケットは不正転売対策で、アプリ上の動的な表示を確認する運用が主流。スクショでは入場できないことがある
- 電波対策——入場列は通信が混み合う。列に並ぶ前に券面画面を表示しておくとスムーズ
- バッテリー切れは入場できない事故になる——券面が出せなければ本人確認から始まり、その間に自分の番号帯は過ぎます。モバイルバッテリーは実質の必携品
- 同行者ぶんを1台にまとめているか確認——分配済みで各自の端末にある場合、合流前に入場すると「後ろの番号に合わせる」ルールが崩れます。誰の端末に何番があるかを事前に共有しておく
- 機種変更・アプリの再インストール直後は要注意——ログインし直さないと券面が出ません。前日までに一度アプリを開いて券面が表示されることを確かめておく
出演者・主催者側の整理番号——取り置きの番号はどうなる?
ここからは「出る側」の実務です。バンドのチケットノルマ・取り置きと整理番号の関係は、知らないとファンに損をさせてしまうポイントです。
- 取り置き(バンド予約)は番号なしが定番——出演者に名前を伝えて当日精算する取り置きには整理番号が付かず、「整理番号を持つお客さんの後に入場」という運用が多数派。最前で観たいファンには「プレイガイド購入なら番号が付くよ」と案内してあげると親切
- 手売りチケット——番号なし、または会場が当日その場で番号を振る運用が一般的
- 自主企画の発番——予約フォームの受付順に番号を振るのが定番。名前と番号の受付リストを作って受付スタッフに渡しておくと客入れがスムーズ(初出演ガイド)
- 招待・関係者——別受付(ゲストリスト)で、整理番号の列とは別導線になることが多い
あわせて覚えたい関連用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 良番・神番 | 若い整理番号のこと。1桁級は神番 |
| 連番 | 続き番号・同行者と一緒に入場すること |
| 規制入場 | 場内の混雑に応じて入場を一時的に止めながら入れること。サーキットフェスで頻出 |
| 規制退場 | 終演後、ブロックごとに順番に退場してもらう方式。整理番号が「入口の順番」なら、規制退場は「出口の順番」 |
| 客入れ・客出し | 観客を入れる/帰す作業とその時間帯 |
| ドリンク代 | 入場時にチケット代と別に払う1杯分の飲み物代(500〜600円) |
| 最前管理 | 一部の現場に存在する、最前列をファン側で仕切るローカル慣習。公式のルールではない |
まとめ:整理番号は「入る順番」。番号より知識で勝てる
- 整理番号=スタンディング公演の入場順。若いほど早く入れて位置を選べる。場所ではなく順番
- 番号がわかる時期は購入経路で決まる——紙チケットは手元に届いた時点、電子チケットは公演が近づいてから。見えないときは分配の受け取りが済んでいるかを最初に確認
- 自分が呼ばれる時刻は計算できる——番号 ÷(キャパ ÷ 開場から開演までの分数)= 開場から何分後。キャパ300人・開場30分前の公演で150番なら約15分後。ここから10分早く着けば十分
- 遅れても入場そのものはできる——失うのは位置の選択権だけ。番号が無効になるのは「開演後は無効」「随時入場」と明記された公演に限られる
- 「A150」のアルファベットは販売種別のブロックで、A→B→Cの順に呼ばれるのが基本。数字だけで判断しない
- 良番の目安はキャパの1割前後まで。1桁は神番。良番の価値は「選べる」こと
- 番号が遅い日はPA卓前・段差・袖側が狙い目。ギター上手・ベース下手の標準配置を知っていれば推しの正面も取れる
- 同行者とは後ろの番号に合わせて入場。取り置き・手売りは番号なしで一般の後、が定番運用