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用語集

SE(入場SE・出囃子)とは?ライブでの意味・尺の目安・音源の渡し方まで解説

公開:2026年07月20日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブハウスで「SEどうしますか?」と聞かれて戸惑ったことはありませんか。結論から言うと、SEとはバンドがステージに登場するときに流れる音楽・効果音のことで、入場SE・登場SE・出囃子(でばやし)とも呼ばれます。この記事では、SEの意味と種類、尺の目安音源の渡し方、板付きとの違い、著作権の注意点まで、出演者目線で解説します。

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結論:SEとは「登場時に流れる音楽・効果音」のこと

SE(エスイー)とは Sound Effect(サウンドエフェクト)の略で、本来は「効果音」全般を指す言葉です。ただしライブハウスの現場で「SE」と言えば、ほとんどの場合バンドがステージに登場するときに流す音楽=入場SE(登場SE)を指します。落語や格闘技で使われる「出囃子(でばやし)」と同じ役割で、実際にバンド界隈でも出囃子と呼ぶ人がいます。

客電が落ちて暗転し、SEが鳴り始めた瞬間にフロアの空気が変わる——あの「始まった感」を作るのがSEの仕事です。

💡 PA・音響の世界では、雨音や効果音など「演出用の音」全般もSEと呼びます。文脈によって指すものが変わるので、会場と話すときは「入場SE」と言うと確実です。

ライブで使われるSEの種類

種類流れるタイミング内容
入場SE(出囃子)暗転〜メンバー登場バンドの世界観を伝える登場曲。この記事の主役
転換BGM転換会場が流す場つなぎの音楽。通常は会場任せでOK
退場SE演奏終了〜撤収ライブの余韻を作る曲。指定したい場合は事前に伝える
演出SE・効果音曲間・曲中雨音・鐘・ノイズなどの演出音。同期(オケ)で自分たちで出すことが多い

SEの役割は3つ

有名バンドではBRAHMANのブルガリア民謡、LUNA SEAのベートーベン「月光」など、SE=バンドの代名詞になっている例も多くあります。SEが鳴っただけで歓声が上がる状態が理想形です。

尺の目安:30秒〜1分半が基本

対バンライブの入場SEは30秒〜1分半が目安。ひとつの基準として「持ち時間の1/25程度」と言われることもあります(持ち時間25分なら約1分)。長すぎるSEは持ち時間を削るだけでなく、フロアの温度も下がります。

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音源の渡し方:会場ごとのルールに合わせる

SEの音源をどう渡すかは会場によってルールが違います。ブッキング担当からの事前案内かアンサーシートに指定があるはずなので、必ず確認しましょう。主な方式は3つです。

方式特徴注意点
CD-R昔ながらの定番。当日PAに手渡しSEのみ1トラックで焼くのが鉄則。別トラック誤再生の事故を防げる
データ事前送付WAV/MP3をメールやフォームで提出ファイル名に「バンド名_SE」。指定形式・ビットレートに従う
スマホ・プレイヤー当日ミニプラグ等でPAに接続機内モード必須(通知音が場内に流れる事故防止)。画面ロックの自動再生停止にも注意

CD-Rで渡す場合は、盤面とケースに「バンド名・出演順・トラック番号・尺・終わり方(フェード/カットイン)」を油性ペンで明記。PAスタッフは当日何枚ものCDを預かるので、書いてあるだけで事故率が大きく下がります。

⚠️ SEはリハーサルで必ず一度流してもらいましょう。音量バランス・きっかけ・1曲目への入り方は、口頭説明だけでは絶対に揃いません。

「板付き」と「SE登場」——登場の2パターン

登場のしかたには2パターンあり、香盤表やリハで確認される定番項目です。

対バンで持ち時間が短い日は板付き、ワンマンや大事な日はSE登場、と使い分けるバンドも多いです。どちらにするかはリハで「きっかけ」(暗転や客電のタイミング)とセットでPA・照明に伝えましょう。

好きなアーティストの曲をSEにしたい場合、気になるのが権利の問題。ポイントは2つです。

将来の配信・映像化まで考えるなら、自作SE(メンバー制作・DTM)やフリー音源・音素材を使うのが安全で、バンドの独自性も出せて一石二鳥です。

SE選びの定番4パターン

迷ったら「1曲目のイントロが最高に映えるか」で選ぶのがおすすめ。SEはあくまで前フリで、主役は1曲目です。

SEはセット図・提出書類にも書いておこう

SEに関する情報は、口頭だけでなく提出書類に残すと当日のやり取りが一気に減ります。

提出の作法は対バンのセット図・提出マナーにまとめています。

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よくある質問(FAQ)

ライブのSEとは何の略ですか?
Sound Effect(サウンドエフェクト)の略です。本来は効果音全般を指しますが、ライブハウスでは主にバンド登場時に流す音楽=入場SE(登場SE)の意味で使われます。
SEと出囃子の違いは何ですか?
役割は同じです。出囃子(でばやし)は落語や格闘技で使われてきた「登場の音楽」の呼び名で、バンドの入場SEも同じ働きをします。バンド界隈ではSE・入場SE・登場曲・出囃子がほぼ同義で使われます。
SEは必ず必要ですか?
必須ではありません。SEなしでステージに現れてすぐ演奏を始める「板付き」スタイルのバンドも多くいます。持ち時間が短い対バンでは板付き、ワンマンではSE登場と使い分けるのも手です。
入場SEの長さはどれくらいがいいですか?
30秒〜1分半が目安です。持ち時間の1/25程度という基準もあります(25分なら約1分)。SEも持ち時間に含まれるのが普通なので、長すぎると演奏時間が減ります。
SEの音源はどうやって渡せばいいですか?
会場によってCD-R手渡し・データ事前送付・スマホ接続などルールが異なるため、事前案内やアンサーシートで確認しましょう。CD-Rの場合はSEのみ1トラックで焼き、盤面にバンド名・尺・終わり方を明記するのが鉄則です。